内装工事

【施工ブログ】旧店舗─解体工事・下地作業─株式会社ONの現場力

千葉県某所、まだ朝日が昇りきらない時間帯。静まり返った旧店舗の前に、トラックのエンジン音とともに集まる男たちの姿がありました。株式会社ONの社長、大工の棟梁、そして熟練の職人たち。彼らの目には、眠気など一切なく、ただ一つの想いが宿っていました。

「この場所に、新しい命を吹き込む。」

解体工事

■ 解体工事──想いを引き継ぐ第一歩

旧店舗は、長年地域に親しまれてきた建物でした。だからこそ、ただ壊すのではなく、丁寧に、感謝の気持ちを込めて解体を進める必要がありました。

社長は、誰よりも早く現場に立ち、誰よりも多くの汗を流します。重たい工具を手に取り、職人たちと肩を並べて作業に取り組む姿は、まさに“現場の象徴”。その背中を見て、職人たちの士気も自然と高まります。

「社長があそこまでやるんだから、俺たちも負けてられない。」

そんな声が、現場のあちこちから聞こえてきました。

解体作業は、ただ壊すだけではありません。構造を見極め、次の工程を見据えながら、慎重に進める必要があります。梁の一本、壁の一枚にも、前の店舗の歴史が刻まれている。だからこそ、ONの職人たちは、ひとつひとつの作業に心を込めて取り組みました。

■ 再集結──下地作業に込める未来への想い

数日後、再び同じ現場に、社長と棟梁、職人たちが集まりました。今度は、解体後の下地作業。新しい空間を形作るための、まさに“土台”となる工程です。

この日も、社長は真っ先に現場入り。図面を片手に、現場の状況を細かく確認しながら、職人たちに的確な指示を飛ばします。しかし、指示だけでは終わりません。自ら工具を手に取り、木材を運び、ビスを打ち、時には脚立に登って天井の確認まで。

「現場は、言葉より行動だ。」

それが、株式会社ONの社長の信条です。

棟梁もまた、長年の経験を活かし、若手職人たちに技術を伝えながら、現場全体をまとめ上げていきます。まるでオーケストラの指揮者のように、全体の流れを見極め、必要なタイミングで的確なアドバイスを送る。その姿に、若手たちは自然と背筋を伸ばし、真剣な眼差しで作業に取り組みます。

■ チームでつくる、たった一つの空間

株式会社ONの現場には、決まった“型”はありません。お客様の想いを第一に、現場ごとに最適な方法を模索し、チーム全員で形にしていきます。

この現場でも、解体中に見つかった構造の変化に即座に対応し、下地の設計を柔軟に変更。社長と棟梁、職人たちがその場で意見を交わし、最善の方法を導き出しました。

「お客様がこの空間で、笑顔になれるように。」

その想いが、全員の心に共通して流れているからこそ、どんな困難にも立ち向かえるのです。

■ 株式会社ONの強み──“現場主義”と“人の力”

私たち株式会社ONは、ただの施工会社ではありません。現場に立ち、汗を流し、手を動かしながら、お客様の夢を形にする“現場主義”のプロ集団です。

そして何より、社長をはじめとするスタッフ全員が、「人の想い」に寄り添う姿勢を大切にしています。現場での一つひとつの判断、手の動き、声かけ──そのすべてが、お客様の未来の暮らしを想像しながら行われています。

今回の現場も、まだ始まったばかり。これからどんな空間が生まれるのか、私たち自身もワクワクしています。

完成までの道のりを、これからもこのブログでお届けしていきますので、ぜひ楽しみにしていてくださいね!