【施工ブログ】寒空の下、心を込めて——排水配管入替工事の記録

こんにちは!株式会社ONです。
今回は、ある住宅地で行った「排水配管の入替工事」の現場レポートをお届けします。 この現場は、ただの工事ではありませんでした。 朝焼けの中、白い息を吐きながら集まったのは、社長をはじめとする大工の棟梁、そして熟練の職人たち。 寒さが肌を刺すような冬の朝、まだ太陽も昇りきらないうちから、現場には静かな闘志が満ちていました。
■ 一日の始まりは、社長のユンボから

「おはようございます!」 現場に響く元気な声とともに、社長がユンボに乗り込む姿は、まさに“現場の象徴”。 重機の操作はまるで舞を踊るように滑らかで、見ているだけで惚れ惚れするほど。 根の深い樹木の抜根作業も、社長の手にかかればあっという間。 「根っこが絡んでるな、でも大丈夫」 そう言って、ユンボのアームを巧みに操り、地中深く張った根を一つひとつ丁寧に掘り起こしていく姿は、まさに職人技そのものでした。
■ 排水配管の入替工事——見えない部分こそ、丁寧に

午後からは、排水配管の入替作業に取りかかりました。 古い配管を掘り出し、新しい配管を正確な勾配で設置していく作業は、見た目以上に繊細で根気のいる工程です。 「1ミリの傾きが、10年後のトラブルになる」 そう語るのは、現場歴30年のベテラン職人。 社長もユンボを降り、スコップを手に取り、職人たちと一緒に土をならし、配管の角度を確認していきます。 「社長、そこもう少し下げますか?」 「うん、あと5ミリ。水の流れを見てから決めよう」 そのやり取りからも、社長の現場感覚と判断力の鋭さが伝わってきます。

■ 夜まで続いた作業、でも誰一人として手を抜かない

日が暮れて、気温はさらに下がり、手元の工具も冷たくなっていきます。 それでも、誰一人として手を止めることはありませんでした。 「今日中にここまで終わらせたい」 社長のその一言に、全員がうなずき、最後の力を振り絞って作業を続けました。 照明が灯る中、配管の接続が完了し、土が戻され、整地されていく様子は、まるで一つの作品を仕上げていくよう。 完成した瞬間、現場には自然と拍手が起こりました。
■ 株式会社ONの強み——“人”の力
今回の現場を通して、改めて感じたのは「人の力」の大きさです。 どんなに技術が進んでも、最後に現場を支えるのは“人”。 社長が先頭に立ち、誰よりも早く現場に入り、誰よりも遅くまで作業をする姿は、職人たちにとっても大きな励みです。 そして、そんな社長の背中を見て育った職人たちが、同じ想いで現場に立つ。 それが、株式会社ONの現場力の源です。
■ 最後に
今回の工事は、ただの「配管入替」や「伐採」ではありませんでした。 そこには、見えない部分にこそ手を抜かない職人の誇りと、地域の暮らしを支えるという使命感がありました。 そして何より、現場に立ち続ける社長の姿が、すべての作業に“魂”を吹き込んでいたのです。
「またお願いしたい」 「この人たちに任せれば安心だ」 そう思っていただけるよう、これからも一つひとつの現場に、真心を込めて向き合ってまいります。










