【施工ブログ】技と心で根を断つ——大網白里市・抜根作業の記録

こんにちは!株式会社ONです。
今回は、大網白里市のとある住宅で行った「お庭の抜根作業」の様子をご紹介します。 この現場は、ただの作業ではありませんでした。 そこには、社長の卓越した重機操作、職人たちの真剣な眼差し、そしてお客様の感動がありました。 一本の木を抜く——その裏にある技術と想いを、ぜひ感じていただけたら嬉しいです。
■ 朝の静けさに響く、職人たちの声

まだ朝日が昇りきらない時間帯。 冷たい空気の中、職人たちは次々と現場に集まりました。 「おはようございます!」 挨拶の声が飛び交い、眠気を吹き飛ばすように準備が始まります。
まず取りかかったのは、お庭を囲うフェンスの取り外し作業。 抜根作業にはユンボを使うため、重機が入れるようにスペースを確保する必要がありました。 フェンスの支柱一本一本を丁寧に外し、傷つけないように保管。 「また元通りに戻すから、丁寧に頼むよ」 社長のその一言に、職人たちの手元がさらに慎重になります。
■ 社長のユンボが動き出す——技術の真髄

フェンスが外され、いよいよユンボの出番。 社長が運転席に乗り込むと、現場の空気が一変しました。 エンジン音とともに、重機がゆっくりと動き出す。 その瞬間、職人たちもお客様も、自然とその動きに見入っていました。
ユンボの操作には、ただの力任せではなく、繊細な感覚と長年の経験が必要です。 根の張り具合、土の硬さ、周囲の構造物との距離——すべてを瞬時に判断し、ミリ単位でアームを動かす。 社長の操作は、まるで生き物のように滑らかで、無駄がありません。
■ 一本の木に込められた想いを、丁寧に断つ
今回抜根するのは、長年お庭に立っていた大きな木。 お客様にとっても思い出のある存在でした。
社長は、木の根元にユンボのアームをそっと差し込み、土を少しずつ掘り起こしていきます。 根がどの方向に伸びているかを見極めながら、慎重に、丁寧に。 「焦らず、一本ずつ切っていくぞ」 職人たちも手作業で根を切り、社長の動きに合わせてサポートします。
やがて、木がゆっくりと傾き、静かに倒れました。 その瞬間、お客様の目にはうっすらと涙が浮かんでいました。 「こんなに丁寧にやってくれるなんて……本当にありがとうございます」 その言葉に、私たちの胸も熱くなりました。
■ 抜根のその先へ——整地と清掃も、心を込めて

抜根が終わった後も、私たちの仕事は終わりません。 根を取り除いた後の土は、凹凸ができてしまいます。 社長は再びユンボを操り、土を均し、地面を美しく整えていきました。 「ここは少し高くして、水はけを良くしよう」 そんな細やかな配慮も忘れません。
職人たちはスコップで仕上げを行い、飛び散った土や枝葉を丁寧に清掃。 最後には、取り外したフェンスも元通りに設置し、まるで何事もなかったかのような美しいお庭に戻りました。
■ 現場で育つ、職人たちの姿
今回の現場には、若手の職人も参加していました。 社長のユンボ操作を間近で見て、目を輝かせながらこう言っていました。 「自分も、いつかあんな風に動かせるようになりたいです」 社長はそんな若手に、作業の合間にアドバイスを送ります。 「重機は力じゃない。感覚と、周りを見る目が大事なんだ」 その言葉に、若手は何度もうなずき、メモを取りながら真剣に聞き入っていました。
現場は、ただ作業をこなす場所ではありません。 学び、成長し、技術と心を受け継いでいく場所でもあるのです。
■ 最後に——“またお願いしたい”と言っていただけるように
作業がすべて終わり、お客様にご挨拶をしたときのこと。 「本当にありがとうございました。こんなに丁寧にやっていただけるなんて思っていませんでした」 そう言っていただけた瞬間、私たちの疲れは一気に吹き飛びました。
株式会社ONは、ただ作業をするだけの会社ではありません。 お客様の想いに寄り添い、見えない部分にも手を抜かず、最後の清掃まで心を込めて行います。 そして何より、社長自らが現場に立ち、誰よりも真剣に、誰よりも丁寧に作業を進める姿が、私たちの誇りです。
これからも、地域の皆さまに「この会社にお願いしてよかった」と思っていただけるよう、日々精進してまいります。










