内装工事

分電盤交換工事と害獣対策を実施しました

害虫駆除

今回は、戸建住宅にお住まいのお客様からのご依頼で、
老朽化した分電盤の交換工事と、害獣対策工事を同時に行いました。

分電盤は家庭の「電気の心臓部」。経年劣化による故障や安全性の低下が見られたため、
新しい機器へ交換することで安心して電気をお使いいただけるようにしました。


■ 施工前の状況

現地確認の結果、既存の分電盤は古いタイプで、
メインブレーカー・子ブレーカーともに長年使用されている様子でした。
内部にはホコリの蓄積や焦げ跡も見られ、
漏電・過熱などのリスクが高まっている状態でした。

また、天井裏を点検した際には、害獣(おそらくネズミ)による被害の痕跡を発見。
木材の上には糞や削れ跡があり、以前に設置された**毒餌(駆除用の白い粉)**が散見されました。
お客様からも「天井裏で音がする」とのご相談があり、
電気配線への被害を防ぐため、害獣の再侵入を防止する対策も実施することになりました。


■ 分電盤交換工事

既存の分電盤を取り外し、現行の安全基準に対応した漏電遮断器付きの分電盤を設置しました。
古い電線や端子部分は、酸化や緩みがあったため、
導体を再処理し、しっかりと締め直しを行いました。

交換後は、全回路で電圧・絶縁抵抗のチェックを行い、
照明・コンセント・エアコン・IHなどの電力系統をすべて確認。
安全に問題がないことを確認して作業完了です。


■ 害獣対策・侵入防止

天井裏では、害獣の侵入経路を特定し、**パンチングメタル(通気性のある金属板)**で
隙間をしっかりと塞ぎました。金属製のため、
ネズミなどの小動物が再び侵入しようとしてもかじられる心配がありません。

また、既存の毒餌を撤去・交換し、
新たに安全性の高い忌避剤を配置。
臭いや有害ガスの心配がないタイプを採用し、
人やペットにも配慮した施工を行いました。


■ 施工後の状態とお客様の声

分電盤は新しくなり、見た目もスッキリ。
「電気が落ちても安心して復旧できる」「以前の焦げた匂いがなくなった」と
お客様にも大変喜んでいただけました。

また、天井裏での物音もなくなり、害獣の再侵入防止効果も実感していただいています。


■ まとめ

分電盤の劣化と害獣の被害は、どちらも放置すると火災の原因になる可能性があります。
分電盤の焦げ跡・ブレーカーの頻繁な落ち・天井裏の音など、
小さなサインを見逃さないことが大切です。

SeiS商事では、電気工事と害獣対策をワンストップで対応しています。
電気の安全も、住まいの安心も、まとめてサポートいたします。